虚構のシステム
テレビは最盛期のハリウッドが制作する映画の400倍を超える時間の娯楽番組を、毎年流さなければなりません。
しかも、毎週25ないし30時間の夕方の「ゴールデン・アワー」を、1本あたり22万ドルから50万ドルの費用をかけて、50本から75本の番組で埋めることになります。
こうした巨額の費用をまかなうのが広告収入です。
NBCのロバート・キントナーが1960年にいっているとおり・・・
「(テレビ番組に対する)究極的責任はわたしたちにあるのですが、最終的権能はスポンサーのものでなければならない。
というのは、スポンサーなしには放映網を運営していけないからである」。
・・・同時にネットワークの広告収入は、スポンサーが提供する番組をどれだけの人が視聴するか、つまりどれだけ視聴率が高いかに依存しています。
したがって、テレビの初期から広告主と広告代理店がテレビ番組に介入し、支配するようになりました。