優れた交通網をもつウォーターフロント

この見方は単に港湾に土地をもつ当事者だけではなく、それ以外の自治体や企業からの要請としても浮ぴあがってきました。


港湾地域に土地を所有する主要な民間の企業は、メーカーと倉庫業です。


しかし彼らはその仕事の性格柄、その土地が工場や倉庫以外に使えるとは考えてもいませんでした。


そこへ信託銀行や商社や不動産業者が、「あなたの土地はそんな土地ではない、うまく使えば非常に良くなる土地だ」、という誘いを投げかけてきていました。


そういうことがこの数年の間に、港湾地域の土地の地価高騰の大きな理由になったのです。


このウォーターフロントが新しい住宅と就業の場になるというもう一つの理由は、優れた交通網をそこにつくれるというところにあります。


東京大都市圏のなかで一番立派な道路はどこにあるかというと、それは東京湾岸道路です。


この湾岸道路は片道3車線の道路です。


幅員はほぼ40メートルくらいでしょうか。


しかしその両側をはさんで、国道357号線が走っています。


この国道と湾岸道路との間にある部分をうまく使えば、将来湾岸道路は片道4車線道路になる可能性もあります。

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