« 2010年11月 | メイン | 2011年01月 »

2010年12月 アーカイブ

多心型都市構造とは

東京都は都心部以外にいくつかの副都心をつくって、そこに都心部にあるオフィスの一部を移したり・・・


あるいは新しく増える業務機能を都心3区に集中させずに、これらの副都心に集めるという"多心型都市構造"を都の正式な計画として、14年程前に明らかにしました。


京王線を例にとって通勤時間の変化を考えてみます。


高幡不動あたりにある自宅を出て大手町にあるオフィスに着くまで1時間半くらいはかかるでしょう。


新宿まではだいたい1時間。


新宿からなかに入り、地下鉄を乗り換え、駅から歩いてオフィスに着くまでに全体の必要時間は30分みておいたほうが良いですね。


そうすると高幡不動に住んでいる人からみれば、もし大手町のオフィスが新宿の副都心に移れば通勤時間は1時間になります。


山手線の東側と西側の直線距離は5キロメートルから7キロメートルの間です。


東京駅から新宿まで6キロくらいしかありません。


渋谷も6キロ、池袋がだいたい8キロくらいです。


直線距離は実はたいしたことはありません。


多心型都市構造とは 2

ところが新宿から大手町まで、乗り換え時間や駅での待つ時間を含めて電車で20分くらいかかり、東京駅からオフィスの自分の机にすわるまで平均5~6分かかると考えたほうが自然でしょう。


そういう意味で直線距離は6キロであっても、新宿から大手町まではだいたい20~30分は通勤にかかるのです。


それならば副都心にオフィスが移れば、遠距離通勤の人はずいぶん楽になります。


東京都が積極的に副都心を育成しようということで挙げてきた繁華街が、新宿であり、渋谷、池袋です。


その他に大崎や上野・浅草、錦糸町などもオフィス街になるようにと副都ひにされました。


このような考えは鈴木都知事が名付けたマイタウン計画という、都の街づくりの基本計画にはっきりと記述されています。


その副都心群のなかに13号地が14年前に加えられました。


13号地が業務中心の副都心として浮上してきたのは近年であり、しかも国が決めたのではなく、東京都が決めたのです。


このように東京湾岸の三大埋立地開発事業である幕張、MM21と13号地では、都市計画の立場からみるとその位置付けが異なっています。

About

2010年12月にブログ「にゃんこ&散策」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年11月です。

次のアーカイブは2011年01月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り